myrmecoleonです。
今月3月31日をもちまして明治大学の米沢嘉博記念図書館を退職いたしました。
採用時にエントリを書かせていただいた義理もありますのでご報告させていただきます。
転職しました。 - Myrmecoleon in Paradoxical Library. はてな新館
退職の原因など詳細は割愛させていただきますが，もともと非正規職員ですので比較的容易に契約更新を切られる身分だったということです。
自分に落ち度があり，結論については納得しています。
自分を通して米沢嘉博記念図書館の見学・寄贈などやり取りされていた方々につきましては，今後は直接米沢嘉博記念図書館にお問い合わせいただければと思います（メールフォームがございます）。また職場自体とは良好な関係ですので，担当者のご紹介などは可能です。
自分はいなくなりますが，今後とも米沢嘉博記念図書館をよろしくお願いします。
自分に関しては現在職探し中です。元のキャリアの大学図書館関係の仕事か，マンガや同人誌まわりの仕事を中心にいろいろ当たってみるつもりです。
細かい仕事から職員採用まで仕事募集中です。ご関心のある方は myrmecoleon@gmail.com までお声掛けいただけるとありがたいです。
就職決まりました。ご心配ありがとうございました。
あとASCII.jpの連載はとりあえずは続けられる見込みです。
2011年12月から今日までの4年4か月の仕事に関してはいろいろ思い出もありますが，ここでは控えます。
感想としてはただただ残念だというのがひとつ。
このブログで書いてきたこともあり同人誌の図書館を作ることは一つの夢で，米沢嘉博記念図書館に採用されてから，東京国際マンガミュージアム（仮）の設立も自分の夢になっていました。そこに今後協力できないことは非常に残念です。
また，採用されたさい，いろいろな方に期待していただいて，それを裏切ってしまったという気持ちが大きいです。
大変申し訳ありませんでした。
退職が決まった日は自分でも驚くくらい落ち込んでいて，食事もできず，マンガもアニメもゲームもしばらく楽しめませんでした。
そこからなんとか持ち直せたのは，残り1ヶ月で米沢さんの同人誌の整理を進めることを思いつき，最後の1ヶ月間，引継以外の仕事から離れて，思う存分同人誌の整理させてもらえたおかげです。
米沢さんの持っていたさまざまな同人誌をひたすら整理するのは非常に充実した仕事で，自分はこのために米沢嘉博記念図書館に来たと思えるくらいの日々でした。
この1ヶ月でできたのは2千に届かない程度でまだまだ途中ですが，同人誌図書館実現のために4年間もいながら，いろんな仕事のために先延ばしにして，何もできないままで終わりそうだったのを，やっとわずかでも貢献することができました。
これができなかったら自分は立ち直れなかったかもしれません。
こころよく認めていただいた同僚の皆にはただ感謝しかありません。ありがとうございました。
もっと早くわがままを言っていればとの悔いもありますが，失う前にずっとやりたかったことをできて良かったです。
おかげで，まだがんばれそうです。
これからはどんな場所で，どんなかたちで働くことになるかはわかりませんが，今回の反省を胸にがんばっていきたいと思います。
