「君らのいる場所は我々はすでに三千年以上前に通過しているッ!」と言われたような衝撃。

昨日の日記をふまえて。

仕事帰りにBOOK OFFに寄って,なんかいいネタ無いかと見ていると,新書の棚に阿島俊編『マンガ&アニメ同人誌ハンドブック』(久保書店, 1994.1 isbn:47659106361)を見つける。非常に見覚えがあり,自分の性格上絶対買ってるだろうなと思いつつレジに運んでしまったのは,以下の記述を見てしまったため。

●見本誌

サークルの発行物で、即売会に提出するための本。現状で見本誌回収を行っているイベントは、コミケットコミティアぐらいである。即売会はこれを資料として活用しているが、本の置き場にはみんな頭を悩ませている。コミケットの見本誌は、千葉の倉庫にほとんどすべて保管されており、もしコミケットが何らかの理由で終わるようなことになれば、全て国会図書館に寄贈しようということになっている。でも,あんなにいっぱいもらったら,困るだろうなあ。

「同人誌の基礎知識 見本誌」 - 前掲書 pp.188 より引用。強調はわたし。

要するに,先だって話してたようなことは当に検討済みということらしい*1。そして帰ったらやっぱりこの本もってたorz ちゃんと読んどけ自分。
また,ネットをぶらぶらしてたら,過去のコミケカタログにも関連の記述があるらしい。過去どころか,カタログは全部実家においているので手元にないorz

うーん,前途多難。ていうか無駄骨? でも逆に面白くなってきた。コミケが無くなる日を想像して喜ぶなんて気色の悪いことをするより,いまあるうちにできないか考えてみる。もちろんコミケスタッフは自分なんかより長い時間をかけてこの件について考えてるのだと思うけれど,図書館の中の人として何か提案できることがあるかもしれない。つーか,単純に思考実験としても非常に楽しいですハイ。

まだまだこのネタで引っ張りましょう。

*1:編者の阿島俊は現コミックマーケット準備会代表・米澤嘉博氏の筆名。つまり公式。