コミティア80いってきました。


GWで実家帰ったけど特に用事もなくて暇だったんで,これまで行ったことのなかったコミティア行ってきました。コミケ以外の即売会も行きたいなと前から思ってたんだけど,やはり地方在住の社会人だと機会も少ないもので。
特に今回は「評論家としての米沢嘉博を語る」公開トークライブ(pdf)というイベントが面白そうなのもあり,コミティア初体験を兼ねて参加してきました。


コミティア自体の印象としては,以前から聞いていたことではあるものの,やはりコミケとは違うなあ,と。悪い意味ではなく。
展示コーナーとか見本誌コーナー,各種会場内イベントのような催しはもちろん興味深いのだけれど,それだけでなく,本の内容*1やサークルさんの対応*2,一般参加者の雰囲気なども何か違う。でもこれはこれでいいんだろうな。でも戸惑ってしまってほとんど本は買えませんでしたが。
あと,閉会時の見本誌片づけがちょっと面白かったですね。普段本を扱ってる腕の見せ所,って全然関係ないですが。でも楽しい。


トークライブの方は,第一部は途中から,第二部は最初から最後まで見てました。
特に二部はノリノリ。唐沢俊一氏司会で,生前に米澤氏と本や雑誌連載の仕事をした各出版社の元担当氏3名+奥さん(ベルさん)という構成のトークライブでしたが,唐沢氏の名司会が利いてるのか,非常に楽しく聞けました。米澤氏の話をするのに担当編集者を呼ぶというのはうまい。本当にいろいろと興味深い話が聞けたのですが,記憶が怪しいのとこの場で書ききれないのとで省略。
ちょっとだけ図書館とからむ話では,唐沢氏が米澤氏の喪失を図書館の喪失にたとえてた件とか。あと米澤氏が書いたはずの仕事を再生するために,是非氏の蔵書の完全な目録を作っては,みたいなことをやっぱり唐沢氏が言ってて,うわあ手伝いてえ,と思ってしまいました。でも目録業務はほとんどしてないので図書館員といっても役立たずな予感。でもほんと見てみたいな蔵書目録。つーかそれこそ図書館にまとめて寄贈してくれないかな。漫画ミュージアムとか何してんだろ。


なんとなく気まぐれで行ってみたイベントでしたが,非常に楽しかったです。コミティア,また機会があれば行くかも。

*1:オリジナル多いですねえ

*2:なんか呼び込みとか少ない気がした