C71のカタログ発売日だったので,近所の書店にて購入。*1
とりあえずカタログ部分除いて読了。冊子版はしばらく買ってなかったけど,ひさびさに読むといろいろと発見がある。カタログ欄外の一言コーナーがけっこう面白い。マンレポも久しぶりに読むとハマる。やっぱり冊子版買わないとダメだわ。*2
ざあっと読んでたら,何箇所か誤植を見つけたけど……*3。こういうことをするくらい大変だったのでしょうね。お疲れ様でした。
内容では,予想通りというか当然といおうか,各ページで米沢代表の逝去の話題が出ている。
まず冒頭から訃報と代表交代のお知らせ,および新 3 代表それぞれの挨拶。各氏のことはあまり知らないので印象になるが,筆谷氏の挨拶がちょっと目を引く。
また注意事項・ジャンル一覧にはもちろん記述はないが,カタログ欄外の配置担当者の一言では,ほとんどの担当者が米沢氏の話題をあげている。ちょうど配置作業の初日に訃報が届いたとのことで,今回の配置作業の最初の一週間は非常な心境のまま行ったという人が何人か*4。かなり苛酷な状況だったらしい。
また今回は配置担当者の一言に加えて,代表の逝去があったため,その他のスタッフからの一言コーナーも設けられている。いずれの担当者もそれぞれの思いを語っており,改めて神妙な気持ちになる。
カタログのイラストやモロー氏の漫画でも米やんが出ており,笑いつつもちょっと泣かせる。*5
後半の記事ページにも米沢氏追悼のコーナーが設けられ,氏の略年表,主要著作(不完全)一覧,生前の写真,通夜と告別式の様子と寄せられたメッセージ,関係者のコメント,新聞・雑誌・TVおよびWebの追悼記事のリスト*6などが載せられている。
COMIKET PRESS,マンレポにも氏の追悼記事が。今回のプレスも米やん特集らしい。ラストのComi-Naviでも「僕らはみんな『コミケの子供』」と題して,氏の逝去を受けてのこれからのコミケに関する一文を載せている。
改めて喪失感を感じる。
きっと,これからコミケがあるたび,何度となく思い出すんだろうな。
最終日の閉会間際に,オフィシャルに黙祷の時間を用意しているらしい。当日会場にいられない人も,その場でかまわないから参加して欲しいとのこと。
自分はコミケの最終日はいつも,閉会の挨拶を聞いて拍手してから帰ってくることにしている。今回は,精一杯コミケを楽しんで,思いのたけすべてを込めて黙祷して,そして,思いっきり拍手をして来よう。