随想にくわえて

前回の随想の内容に加えて,これまでの研究史?みたいなものもちゃんと調べる必要があるんだろうな。まず資料集め。

オフィシャルな資料は入手可能なものはできるだけ揃えねば。プレス総集編は全部買ってたと思ったのだけどどこ行ったのだろう。無かったら買い足し。
米澤氏が阿島名義で出してる本は時代時代の考えが現われてそう。『マンガ&アニメ同人誌ハンドブック (ジアス・ブックス)』(1994年版)と『漫画同人誌エトセトラ’82~’98―状況論とレビューで読むおたく史』はもってるので,あとは前者の改版にあたる『同人誌ハンドブック―マンガ&アニメ (’95版) (ジアス・ブックス)』『新編 マンガ&アニメ同人誌ハンドブック (ジアス・ブックス)』『21世紀同人誌ハンドブック』あたり。岩田氏の著作……はあまりないのか。『同人誌バカ一代―イワえもんが残したもの』はもってるし。その他の米澤氏の著作は直接は関係ないかもだけど,私的に読んでみたいかな。*1
同人誌関係だとOB会の「コミケットの歩き方」の総集編DVDを毎回買い逃してるのが悔やまれる。。。冬は真っ先に行こう。ひぐらしも終わったし。あとは入手済みの関連書も読み直さないと。山田数多氏の『私立コミケット図書館』はフィクションのかたちであるものの実質的に準備会以外でのこの件の先行研究といえるし,中村崇氏の『マンガの権利宣言』は図書館における漫画本の分類法について述べてる*2。あと確か同人誌の著作権問題についてよくまとまってた同人誌(コミケ公式のでなく)があった記憶があるんだけど手元に見当たらない。これも実家か。。。


あと,先行研究という意味では,自費出版ライブラリーとか広島市まんが図書館とか,あと検索して見かけた現代マンガ図書館とかが気になる。いや,以前から気にはなってたのだけどちゃんと調べたことがなかった。今度このへんも当たってみようかな。


それとそもそも,図書館学でまったく関連研究がないってはずもない。そのものズバリはなくても,絶対何かあるはずなんだけど……もうちょっと真面目に探してみよう。

*1:とかだらだら言っててもしょうがないので,コミケ関連本は早速Amazonに注文してみる。大昔の本までちゃんと取り扱ってるってすごい

*2:主題は「図書館に漫画本を置くべきである」。これ読んでると『図書館は本をどう選ぶか (図書館の現場 5)』で読んだ,フィクション本を図書館に置くか議論になった時代のことを思い出す